子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫という病気は、病巣部の大きさや病巣のできた場所によっては痛みや不妊症の原因になることもあり、妊娠や出産、月経時、さらには日常生活にまで影響を及ぼす事もあります。病気の治療法には様々な方法がありますが、病状によっては手術で治療する方法が最も効果的な場合もあります。
近年の医療の進歩により、従来の開腹手術や経膣的に行う手術に加え、腹腔鏡を使って手術する方法があります。腹腔鏡手術は、お腹を大きく切らずに手術する方法で、回復までの時間や入院期間は短く、傷も小さく、痛みの少ない手術です。
また出産においては、女性の社会進出に伴う晩産化などにより、帝王切開にて出産をする比率が高まっています。近年の帝王切開の手術はより安全に、そして術後の傷を目立ちにくくする工夫もされ始めています。
手術の流れをアニメーションで紹介していますので、それぞれの治療法をよく理解し、医師とご相談の上、ご自身にあった治療法を選択しましょう。